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2010.08.30

【SRC14】三崎和雄「2ラウンド途中からはまさに本能で戦っていた」

DSCF8202.jpg 8月22日(日)両国国技館で開催したSRC14のメインイベント、SRCミドル級チャンピオンシップにて、王者ジョルジ・サンチアゴ選手とフルラウンドにも及ぶ死闘を繰り広げ、惜しくも王座奪還とはならなかったもののSRC史上ベストバウトと言われる戦いを見せてくれた三崎和雄選手。大会当日は体調不良により試合後インタビューは出来ませんでしたが、「ファンやマスコミの皆さんのために、体調が戻り次第一刻も早く公の場で取材に応じたい」という本人からたっての希望で、本日SRC本部道場にて記者会見が行われました。

 試合後は病院に直行して入院。精密検査を行った結果、脳に異常は見られず眼窩底などの骨折もなく、退院後は自宅で安静にしていた三崎選手。試合を振り返っての話を聞こうとしましたが、「2ラウンドの途中にパンチをもらってから全く記憶がなく、無意識で戦っていた。調整不足でスタミナが切れたのも原因としてあるかもしれないが、あれほど覚えていないというのはこれまでの経験ではなかった」と告白。
 三崎選手は試合の1ヶ月前に右足首の剥離骨折と、靭帯の部分断裂という大怪我に見舞われ、医者からは全治2~3ヶ月という診断を受けていました。このことについて三崎選手は「一旦試合を受けた以上、どんなことがあってもリングに上がるというのが自分の信条ですし、怪我があったからと言い訳をするつもりもありません。自分は覚悟をして、しっかりと気持ちの整理をして心身共に100%の状態でリングに上がりました。負けたことに関しては本当に悔しいが、それは自分の実力不足です。怪我をしていることを相手に悟られてもいけませんし、自分の中ではそれほど大きな障害ではありませんでしたが、ファンとスポンサーの皆さんには隠していたことをお詫びしたい」とコメントしました。

 セコンドからのタオル投入により試合が終了したことに関しては、「投入されたことも覚えていないので、後から色んな人に話を聞きましたが、自分は昔から古川会長と二人三脚でやってきて信頼していますから、命を救っていただいて感謝しています。もしあれが10秒でも遅ければ、自分は今ここにいないかもしれませんし、会長としては3ラウンドくらいでタオルを投げてもおかしくない状態だったと思います。それをあそこまで我慢してくれたのは、よく自分のことを理解していただいているということなので、本当にかんしゃしています」と話しました。

最後にサンチアゴ選手については「自分にとって最も重要な存在だと思います。命ある限り、いつかまた彼と交わることがあると思うので、チャンスをいただけるのであれば、また再戦したいです。それまでに自分がやらなければならないことを一つ一つクリアして、プロとして今回のようなことはないよう、万全な状態で挑みたいと思います」と、熱く語りました。

長きに渡り日本の中量級を牽引してきた三崎選手。サンチアゴ選手とのあの激戦で、三崎選手の強さを再認識した方も多いことでしょう。しっかりと怪我を治し、またSRCのリングで魂の戦いをみせてくれる三崎選手の復活劇にご期待ください!


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